ウンカ芽の紅茶

 

入梅と同時に、ウンカ(チャノミドリヒメヨコバイ)が文字通り雲霞の如く、茶畑に飛翔します。

農薬防除しない茶畑の2番茶芽は、ことごとく吸害に遭い縮れて枯れてしまいます。

でも、その芽を摘んだ茶葉で作る紅茶は、独特の香気(蜜香とも)を持つ紅茶になります。

上の写真は、酸化発酵中のもので、イベント用に摘んだ手摘みの手揉みです。

画面では、この香りを届けられないのが残念です。

下の写真は、摘んだばかりの茶葉です。新茶の時期に比べ芽が小さいです。